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夢ヲ見ル猫

本気で恐怖を感じた出来事

 まず最初に言っておきますが、これは本当にあった話です。
 話してもほとんど誰も信じてくれませんが、本当にあったんです。
 そしてチョー長いです(ノД`)


 今週月曜のことです。
 朝いつもどおりに出勤するため車に乗り出発しました。
 いつもナビのTVでニュース(スッキリ)を見ながら通勤しています。
 ニュースを見ながら といっても、集中してみているわけではありません。
 なんとなく耳に入る程度で、信号待ちのときに画面を見るくらいなカンジです。
 家でもニュースをみることはほとんどないので、コレが情報源になるのです。

 毎日見ている番組でしたが、その日はなんか様子が違いました。
 なんか『なーなー』ってちょっと高めの音が聞こえるのです。
 まるで猫の鳴き声のようなその音は、鳴り止むことなく聞こえていました。
 でもTVの画面に猫なんて映ってませんし、そんな音がなるような場面でもない。
 場面が切り替わってもずっと聞こえていました。

 もしかしたらスタジオに猫がいるのでは?
 そんなわけないよね。と0.2秒で自分にツッコミをいれ考える。

 もしかしたら車に何かが起きていて、車が出している音なのでは?
 それはありえる。と思い、ナビの電源を切ってみました。
 『なーなー・・・なーなー・・・』

 チョーコワイΣ(゚Д゚;)

 もう一気に大混乱です(´Д`υ)
 どうしたらいいものか、いきなり爆発とかしないのか。
 車なんてもともとなんでこんな鉄の塊が動くんだって思っているくらいでして。
 知識のないわたしは本気で爆発するんじゃないかとか考えました。

 とりあえずすぐ近くのコンビニの駐車場の片隅に車を止め・・悩みました。
 さてどうしたものか。
 そんな間にもずっと『なーなー・・なーなー・・』といっていま・・・ってゴラ。
 たぶん5分くらい悩んでいたのですが、大事なことを忘れていました。
 爆発するかも!とか思いながら、エンジンを切ってなかったのですね。
 ヤバ!とおもって即エンジンをとめてみる。

 『・・・・・なーなー・・・・なー・・・』

 チョーコワイΣ(゚Д゚;)

 エンジンを切っても音はなりやみません。
 ・・・これで故障の可能性も薄くなりました。
 とりあえず知識はまったくないけれど、ボンネットを開けてみることにしました。

 そしたらなんと・・・というか、予想通り・・・

 ぬこがいた(´_ゝ`)

 そこがどこだかわからないけれど、なんか白いタンクの上にいました。
 産まれたばかりとは言わないけれど、どうみても子猫です。
 ボンネットを左手で支えた状態で、少々フリーズするわたし。
 
 とりあえず取り出そうと思った瞬間、奥のほう(下のほう)に逃げました(´д`)
 見えない位置にいってしまい、目視はできないけど声は聞こえます。
 
 もうわたしではどうすることもできず、とりあえず会社に電話して事情を説明です。
 電話が終わって思ったこと。
 『絶対信じてもらえてないよなぁ・・・(´д`)』
 
 とにかくコレで遅刻するのはオッケーになりました。
 どうやって取り出そうか・・・と考え始める。
 
 最初に考え付いたのは、車をバンバン叩いて逃げさせる作戦。
 結構がんばってみたものの、まったく効果はなし。
 泣き声が大きくなるだけで、ちょっとかわいそうになったのでやめました(´д`)

 次に思いついたのは、やはりJAFでした。
 けれども何も起こらなさ過ぎて、無駄な気になったので退会済みなわたし。
 電話番号もわからず、一度実家のママンに電話して聞くことにしました。

 ママンは話を信じてくれたものの、大爆笑されました(´д`)
 電話番号さえ聞ければもう用はナイ!と一方的に電話を切り、次はJAFへ。

 JAFのおねぃさんは笑いはしませんでしたが、ちょっと困っている様子。
 会員ではないので有料なのはわかっていたのですが、問題はその料金です。
 猫を取り出すための料金がわからないとのことでした。
 ちょっと待たされて、言われた言葉をそのまんま↓。

 『料金としては1万2千円から1万3千円くらいです。
  ただ、その場で取り出せるかどうかわかりません。
  その場合は、レッカーではなくトラックに乗せて運ぶ必要があります。
  そうなってしまうと、3万円以上かかってしまうかもしれません。』

 こ・・これは・・・w
 こちらから電話しといてなんですが、キッパリお断りしました(´_ゝ`)
 だってそこまでかかると思わなかったんですもの。
 さすがにそこまでの額は払えません。

 さてどうするか~・・・もう車放置してタクシーで出社しようかなー。
 夕方に戻れば猫逃げてるかもしれないしー。
 などと考え始めました。
 とりあえずお茶でも飲もうと、コンビニへIN。
 最近マイブームの 茶花 を買ってコンビニからでたところで気づく。

 交差点の反対側にガソリンスタンドがあるではないか!
 これは・・・期待できるかも!
 けど一度も行ったことのないところだったので、どの程度の設備があるかは謎。
 でももう残された手段はコレしかない!と思い、テクテク歩いていきました。

 事情を説明すると、おっちゃん(たぶん店長)は
 『何言ってんだコイツ('A`)』
 的なカンジでしたが、とにかく見てチョーダイ!とお願いすると来てくれました。

 歩いてる途中、気のせいじゃないか?的な感じだった店長(仮)。
 再びボンネットを開けると、そこには何も居らず。
 でも声は聞こえるので、車の後ろから下を覗き込んでみると・・・
 後ろに移動してやがりました(´_ゝ`)

 それを見た店長(仮)は、予想通り爆笑(´Д`υ)
 でも実際に目で確認できたので、信じてもらうことができました。
 店長(仮)のはなしによると、今の位置にいるのならエンジンかけても大丈夫。
 なので、ゆっくりゆっくり動いてガソリンスタンドまで運ぼう。
 とのことでした。

 ちょっとビビり入りながらも、なーなー音のする不思議な車を運転するわたし。
 交差点の角のコンビニから、これまた角のガソリンスタンドへの移動。
 時間にしてたぶん2分とかだったのでしょうが、すっごい疲れました(´д`)

 修理用のピット?的なところへ運び込み、車を持ち上げる装置をセッティング。
 わたしの車がちょっとミシミシいいながら(ォィ どんどん上がっていきます。
 1.5メートルくらい持ち上がったところで機械を停止し、猫の救出開始です。

 『救出の前に、上司が全然信じてナイっぽいので証拠写真がほしいデス。』
 と伝え、とった写真がコレ2枚↓
本気で恐怖を感じた出来事_f0105408_15314369.jpg
本気で恐怖を感じた出来事_f0105408_15315021.jpg

 コレのあとにちゃんと写った写真を撮ろうと思ってたんですよ!
 なのになんと、写真の音にビックリしたのか・・・
 自分で1.5メートルの高さから飛び降りる子猫(´_ゝ`)

 さっきまでなにしても逃げなかったのに、このタイミングで逃げますか!
 せめて写真くらいとらせんかーヽ(`Д´)ノ
 と探してみたものの、すでに猫はどこかへ行ってしまってました(´д`)

 まぁわたし的には猫が無事だったので安心しました。
 店長(仮)も、料金はいらないからまたガソリン入れに着てね。と言ってくれました。
 ガソリン半分減ってたのでとりあえず満タンにしてもらい、現金会員になりましたw

 話を聞くと、普段は166円くらいだけど、土日は5円引きらしいのです。
 さすがに161円だとかなり安いほうなのです。
 平日の166円だとちょっと高めなんですけどねw
 このガソリン高騰の世の中で、猫がいいガソリンスタンド紹介してくました(´д`)


 なんか長すぎて途中からグダグダになってますが、気にしないでくだs
 アレから毎日ボンネット開けてから出勤してます。
 JAFの人によると、猫はないけどヘビとかはたまに電話あるらしいです。
 みなさんも一度確認してみたほうがいいですヨ。
by sechukochan | 2008-06-27 00:29 | その他
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日ごろのサボり具合を日記に綴ります。使用している「FF XI for Windows」の画像著作権は、全て(株)SQUARE ENIX に帰属します。

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